フレッティングコロージョンの原因と対策
コネクタ・スイッチ
接点不良の原因=フレッティングコロージョンとは?
接触2面間に微小な相対運動が周期的に繰り返される時に生じる表面損傷(摩耗)をいう。
この時に発生した摩耗粉が酸化して接触表面に堆積すると、接触抵抗を増大させる。
フレッティングコロージョン発生要因
- 振幅が小さい摺動(振動,衝撃により発生)
- 低接圧接点に生じやすい
- 卑金属(Sn等)接点に生じやすい(薄膜Auめっき接点の発生事例もある)
- 再現性が無い(発生要因を特定しにくい)
フレッティングコロージョンの対策=接点不良改善剤の働き
接点不良改善剤が、接触両面を良好な潤滑状態にする。
2面の相対運動が容易になり、表面損傷(摩耗)を軽減する。
摩耗粉の発生が抑制されて、接触抵抗の増大を防止する。
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